IUCNレッドリスト入りしている魚類について国内に生息しているものをご紹介します。
魚類でCR、EN、VU、NTに指定されている種を簡易にまとめました。
Critically Endangered(CR:赤色)
ごく近い将来、絶滅の可能性が極めて高い
Endangered(EN:黄色)
近い将来、絶滅の可能性が高い
Vulnerable(VU:緑)
圧迫要因が継続すれば、EN、CRに移行する可能性がある
Near Threatened(NT:青)
生存基盤が脆弱で、VU、EN、CRに移行する可能性がある
Least Concern(LC:記載無し)
絶滅の恐れがなく、近い将来に絶滅に瀕する見込みが少ない種
IUCNレッドリスト 国内魚類(上記の詳細pdf)
レッドリストには「世界(IUCN)」「国(環境省)」「都道府県」といったレベルがありますが、上記は「世界(IUCN)」で指定されているものです。
国内ではサメ・エイの仲間やマグロ・ハタ類、アクアリウムや漢方での需要が高いタツノオトシゴの仲間などの海水魚が多くリスト入りしています。
淡水魚ではイトウや放流による遺伝子汚染が見られるアマゴ、その他にもタナゴやハゼの仲間等が多く含まれています。