IUCNレッドリスト鳥類

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IUCNレッドリスト入りしている鳥類について国内に生息しているものをご紹介します。

鳥類でCR、EN、VU、NTに指定されている種を簡易にまとめました。

Critically Endangered(CR:赤色)
ごく近い将来、絶滅の可能性が極めて高い

Endangered(EN:黄色)
近い将来、絶滅の可能性が高い

Vulnerable(VU:緑)
圧迫要因が継続すれば、EN、CRに移行する可能性がある

Near Threatened(NT:青)
生存基盤が脆弱で、VU、EN、CRに移行する可能性がある

Least Concern(LC:記載無し)
絶滅の恐れがなく、近い将来に絶滅に瀕する見込みが少ない種

IUCNレッドリスト 国内鳥類(上記の詳細pdf)

IUCNのページから個別に検索する

レッドリストには「世界(IUCN)」「国(環境省)」「都道府県」といったレベルがありますが、上記は「世界(IUCN)」で指定されているものです。

鳥類については渡りや分散による越境が起こりやすいため、IUCNのレッドリストで全体像を把握しながら地域の保全を考える必要があります。

国内では島嶼地域や水辺環境に影響を受ける種が多く見受けられます。

狩猟鳥獣としてはホシハジロ、クロガモ、ヤマドリ、ヨシガモがリスト入りしています。